こんにちは！とかい育ちのふくです。
ブログというもの自体何年ぶりだよって感じなので探り探り書いていきます。温かく見守ってやってください。
さて、他の２人は何を書いたんだろうかと見てみたところ、「ウィンタースポーツをしに１人旅行」と「何やら高度なパソコンの話(？)」……。
無いよ！そんなリア充的思い出も、専門的知識も無いよ！！
正直休みの日とかそこそこインドアな生活してるよ！てかゲーム実況してるよ！！
何か……何か多少なりとも役に立ちそうで、何となく記事を読んだ気にさせる話題を……！
と数分悩んだ結果、とりあえず無難にオススメの小説を紹介することにしました。
とにかく読みやすいものを選んでみたので、学生さんは読書感想文の本探し参考にでもどうぞ。
『オー！ファーザー』 著:伊坂幸太郎
岡田将生さん主演で映画化もされた結構有名な小説ですので、知ってる方も多いかも。
主人公は高校生の由紀夫。彼にはなんと父親が４人います。ギャンブラーな父親、博識な父親、女性扱いの上手い父親、運動神経抜群な父親。個性的な父親達と、彼らに育てられた由紀夫はだんだんおかしな事件に巻き込まれていき……といった内容です。
とにかくキャラが活き活きと動くので、続きが気になって、漫画を読んでいるような感覚でサクサクとページをめくってしまいます。
会話のテンポもよく、それぞれの喋り方や話題のチョイスにとても個性を感じます。お父さん達がとても賑やかで、それぞれが素敵。
そもそもなんで４人もいるの？という疑問をもった方は、是非実際に読んでみてください。
コメディあり、ミステリーあり、アクション要素もありつつ、ちょっぴり恋愛要素もあったり。個人的には、高校生の時に読みたかった！と思う作品です。スッキリしたい方にオススメ。
『ヒア・カムズ・ザ・サン』 著:有川浩
『図書館戦争』や『フリーター、家を買う。』等でお馴染み、有川浩さんの作品。この作品、同じあらすじの、違うストーリーが収録されているんです。
真也は３０歳。出版社で編集の仕事をしている。
彼は幼い頃から、品物や場所に残された、人間の記憶が見えた。
強い記憶は鮮やかに。何年経っても、鮮やかに。
ある日、真也は会社の同僚のカオルとともに成田空港へ行く。
カオルの父が、アメリカから２０年ぶりに帰国したのだ。
父は、ハリウッドで映画の仕事をしていると言う。
しかし、真也の目には、全く違う景色が見えた……。
これが、共通のあらすじ。このあらすじからそれぞれ小説と演劇ができあがりました。小説版が、『ヒア・カムズ・ザ・サン』。一方、演劇に着想を得て、パラレルワールドの物語として書かれたものが、『ヒア・カムズ・ザ・サン Parallel』。
有川作品全てに言えることですが、とにかく台詞一つ一つがすんなりと脳に入ってきて、読むというより引っ張られるという感じ。
どちらの作品も、共感し、考えさせられ、心を揺さぶられるストーリーです。初めて読んだ時、私はバスの中でこっそり泣きました。
感情を強く動かしたい人にオススメ。
『しゃばけ』 著:畠中恵
『しゃばけ』シリーズの第１作目。
他の２作とは違い、こちらは江戸時代のお話。舞台が江戸だと言うと難しそう……と敬遠される方がいらっしゃるのですが、非常に読みやすい文体で書かれています。
主人公は大きな廻船問屋の若だんな、一太郎。話が始まって早々、夜道を歩く一太郎に暗闇の中から声がかかります。それは所謂、妖怪、付喪神。普通の人なら悲鳴をあげて逃げ出すところですが、なんと若だんなは笑みを浮かべ話しかけます。そう、彼は昔から妖怪が見える体質。これは色んな妖怪と暮らす若だんなが事件に巻き込まれる、和風ファンタジー推理小説です。
何と言ってもキャラクターが魅力的！若だんなに、手代の佐助と仁吉、そして数々の妖怪達……。ひと癖もふた癖もある人(？)達ばかりで、彼らの会話がとても面白いです。妖怪と一口に言っても、色んな立場があって、色んな性格があって……協力的な者もあれば、面白がって見ている者も、悪意がある者だっています。
個性的なキャラクターが好きな人にオススメ。
オタクというのは好きなことを語り出すと止まらないという特徴があります。
とりあえず本の好きなところを書いて見直したところ、あまりにも長過ぎた為、それぞれ半分程削ることになりました。
それでも読み辛かったらすみません。伝えたかったんだ……本の面白さを……！
今回紹介した本は、全て文庫本サイズのものが出ているので、通学、通勤中などに読むのもいいかもしれません。
集中しすぎて駅で降り損ねないようにだけ気を付けてください。その点に関しては一切責任を持てません。私もよくやる。
と、これからこんな感じで色々書いていきます。
よろしくお願いします。
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